竹脇無我を苦しめた「酒と女と自殺未遂」

二枚目俳優の竹脇無我さんが、21日小脳出血のため亡くなられました。
東京都内の自宅で倒れ、意識不明のまま都内の病院に救急搬送され、
そのままお亡くなりになったということです。

竹脇さんと言えば、父親が49歳の若さで自殺してしまいました。
その経験から自分も49歳で死ぬのではないかという脅迫観念に迫られ、
お酒に逃げる毎日だったようです（毎日10～20本飲んでいたらしい）。
また、プライベートでは妻と娘2人の家庭を持ちながらも、
30代後半から年下の女性に惚れ込み、
実らぬ恋に相当量のエネルギーを費やしたとのこと。
その結果、「躁状態」と「うつ状態」を繰り返す生活に突入し、
ドラマも降板、舞台でもセリフが覚えられない状態になってしまったようです。

『完全自殺マニュアル』という本を読み、
9階の屋上から下を見下ろしながら、自殺を考える毎日が続きました。
丸々8年間、うつ病との過酷な闘いは続いたようですが、
森繁久弥さんや加藤剛さんの支えもあり、
無事に芸能界に復帰されたという人生を歩まれたようです。
死亡されたのは残念ですが、自殺ではなくて良かったですよね。

↓森繁さんとのコンビで作りあげた名作のようですね。

森繁久彌、竹脇無我のコンビで送る傑作ホームドラマ。何気ない親子の日常を、あの絶妙な｢森繁節｣が爽やかに心を満たす・・・後にシリーズ化される本作の人気だいこんの花